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ガイドさんいわく、神域デルフィに奉納された彫像には、
時代ごとに明らかな違いがあるらしい。
下手だけど一生懸命作ってるBC6世紀
↓
上手で一生懸命作ってるBC4世紀
↓
なんかめんどくさくなってきたBC3世紀
↓
見所は顔のみ2世紀
アンティノーたんは2世紀の子ね!
さらにガイドさんはいう。
「BC4世紀の像は素晴らしいです。服の皺は一見簡素ですが、
中に人間が入っているように作られています」
中に…人間?
自分、最初に聞いた時は、これを修辞学上の言い回しだと思いました。
つまり、「この彫刻には魂が入ってんだよ!」…の文学的な表現だと
受け取ったのです…が、何かぬぐえぬ違和感。中に人間。中の。人間。
ちょっとしゃがんでみた。

(画像提供:じゃこさん アリガトウ!私の写真も送るぞ待ってて!)
ええええええええええええええええええええええええええええ。
スカートの中!スカートの中まで彫られとる!!
いやありえない普通ありえない。この像はもしかしたら下から
見える位置に置かれてたのか。そうなのかテッサロニキの将軍!
普通こういうところは放置のはずなんです。だって人が見ないから。
かの聖ピエトロ大聖堂の十二使徒だって背中部分とか見えにくい場所は
放置だったしな!まったく彫刻家って奴ぁ!
…じゃなくて、これはすごい。ほんとすごい。確かに中に人間がいる。
じゃこ 「すげえな」
ふじ 「まじだな」
じゃこ 「あたし撮るわ」
hash 「よし撮れ」
ふじ 「そうだ撮れ。それを我々が撮る」
たつみ 「 君 ら ・ ・ ・ 」
ひでえ絵面だ。
等身大おっさんの彫像の下にしゃがみこみ、スカートの中に向けて
携帯を掲げる若い女。まさに国辱である。地獄絵図である。
hashさんと私はその地獄を記録にとどめるべく、素早く、かつ
果敢にシャッターを切った。
係員 「Nonononononono」
説明せねばならない。
ギリシャの博物館はフラッシュ無しなら展示品の撮影OK。
ただし「一緒に記念撮影イエーイ☆」は駄目なんだそうです。
何故だろう。こういうこと(上述)をする奴が後を絶たないからか。
係員 「いっしょに撮っちゃ駄目なの。消してもらえるかしら?」
hash 「よ…よろこんで…(ウットリ)」
優しく諭されたhashさん感動。あの係員さんになら何枚消されても
悔いは無かったそうです。いやそれ…頭 が 可 哀 想 な 子 と
思われたんじゃね我々…?(私はシャッターを押す直前でした)
ふじ 「…ち!国家権力に屈するのは業腹だがいたし方あるまい!」
たつみ 「いや、そこは屈しとこうね、人んちだしね」
ふじ 「ところで隣のこの像だが、こっちにも中に人がいる!」

両足の間の確かな存在感。
2000年以上の時を超え、人間の真実を彫りたいという熱い思い受け取った。
確かに受け取った(真顔)
そしていざデルフィの遺跡へ!

はいはいどうもはいどうもー。

世界のへそと言われた場所でさぁ。

アテネ人の宝庫を復元してみた。
…っていうかこのほの暗いほどの青!空!
鮮烈に映える白大理石!これだよこれ、これが古代ギリシャだよ!

どうもアポロン神殿ですー。
よく当たる神託行われてましたですー。
ガイドさんいわく、
「神託、お告げというものの、ここは場所柄、世界中の情報が入ってきてたので
『あそこと戦争するべきか』なんて質問への答えは、情報を元に、論理で
導き出してたんですよ。お告げはロジックなんです」
なるほど納得。

さすがに広い。ていうか長い。

こんな斜面に聖地があったことがちょっと意外だった。

もちろん劇場もある。

競技場もある。
小さかったけど。
この競技場へ行くまでが、けっこうきつい上り坂で、まさにわたくし体で理解しました。
ギリシャ彫刻の美尻はここで育てられたんだな、ということを。
時代ごとに明らかな違いがあるらしい。
下手だけど一生懸命作ってるBC6世紀
↓
上手で一生懸命作ってるBC4世紀
↓
なんかめんどくさくなってきたBC3世紀
↓
見所は顔のみ2世紀
アンティノーたんは2世紀の子ね!
さらにガイドさんはいう。
「BC4世紀の像は素晴らしいです。服の皺は一見簡素ですが、
中に人間が入っているように作られています」
中に…人間?
自分、最初に聞いた時は、これを修辞学上の言い回しだと思いました。
つまり、「この彫刻には魂が入ってんだよ!」…の文学的な表現だと
受け取ったのです…が、何かぬぐえぬ違和感。中に人間。中の。人間。
ちょっとしゃがんでみた。
(画像提供:じゃこさん アリガトウ!私の写真も送るぞ待ってて!)
ええええええええええええええええええええええええええええ。
スカートの中!スカートの中まで彫られとる!!
いやありえない普通ありえない。この像はもしかしたら下から
見える位置に置かれてたのか。そうなのかテッサロニキの将軍!
普通こういうところは放置のはずなんです。だって人が見ないから。
かの聖ピエトロ大聖堂の十二使徒だって背中部分とか見えにくい場所は
放置だったしな!まったく彫刻家って奴ぁ!
…じゃなくて、これはすごい。ほんとすごい。確かに中に人間がいる。
じゃこ 「すげえな」
ふじ 「まじだな」
じゃこ 「あたし撮るわ」
hash 「よし撮れ」
ふじ 「そうだ撮れ。それを我々が撮る」
たつみ 「 君 ら ・ ・ ・ 」
ひでえ絵面だ。
等身大おっさんの彫像の下にしゃがみこみ、スカートの中に向けて
携帯を掲げる若い女。まさに国辱である。地獄絵図である。
hashさんと私はその地獄を記録にとどめるべく、素早く、かつ
果敢にシャッターを切った。
係員 「Nonononononono」
説明せねばならない。
ギリシャの博物館はフラッシュ無しなら展示品の撮影OK。
ただし「一緒に記念撮影イエーイ☆」は駄目なんだそうです。
何故だろう。こういうこと(上述)をする奴が後を絶たないからか。
係員 「いっしょに撮っちゃ駄目なの。消してもらえるかしら?」
hash 「よ…よろこんで…(ウットリ)」
優しく諭されたhashさん感動。あの係員さんになら何枚消されても
悔いは無かったそうです。いやそれ…頭 が 可 哀 想 な 子 と
思われたんじゃね我々…?(私はシャッターを押す直前でした)
ふじ 「…ち!国家権力に屈するのは業腹だがいたし方あるまい!」
たつみ 「いや、そこは屈しとこうね、人んちだしね」
ふじ 「ところで隣のこの像だが、こっちにも中に人がいる!」
両足の間の確かな存在感。
2000年以上の時を超え、人間の真実を彫りたいという熱い思い受け取った。
確かに受け取った(真顔)
そしていざデルフィの遺跡へ!
はいはいどうもはいどうもー。
世界のへそと言われた場所でさぁ。
アテネ人の宝庫を復元してみた。
…っていうかこのほの暗いほどの青!空!
鮮烈に映える白大理石!これだよこれ、これが古代ギリシャだよ!
どうもアポロン神殿ですー。
よく当たる神託行われてましたですー。
ガイドさんいわく、
「神託、お告げというものの、ここは場所柄、世界中の情報が入ってきてたので
『あそこと戦争するべきか』なんて質問への答えは、情報を元に、論理で
導き出してたんですよ。お告げはロジックなんです」
なるほど納得。
さすがに広い。ていうか長い。
こんな斜面に聖地があったことがちょっと意外だった。
もちろん劇場もある。
競技場もある。
小さかったけど。
この競技場へ行くまでが、けっこうきつい上り坂で、まさにわたくし体で理解しました。
ギリシャ彫刻の美尻はここで育てられたんだな、ということを。
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