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年明けにスペインに行く人がひとーり、トルコに行く人がふたーり…。
うらめしや…うらやましや。
私のこの嫉妬を抑えるため、総員帰国後すみやかにレポな。
食ったものは食いかけでもいいので写真におさめるようにな。



ところで、遅ればせながら佐藤賢ーの『小説フラソス革命』を読もうかと思っている。七生に引き続き、シリーズもの歴史小説に伴走する旅である。
佐藤賢一が好きかといわれると、『王妃の離婚』だけな、と答えるしかないのだが。
…『王妃の離婚』は本当に凄いのである。歴史恋愛小説として輝いておる。
直木賞もこればっかりは納得である。ただ他の作品がな…。

ガリアの指導者ヴェルチンジェトリックスに格別の興味が無い限り『力エサルを撃て』はお勧めできない。品が悪い上に残酷で、反「ガリア戦記」に固執するあまり、世界も人物も奥行きに欠けてぺらぺらである。それでも話の軸はぶれないのがさすがである。

『傭兵ピ工ール』は上巻だけお勧めしたい。品が悪い上に残酷だが、著者の専門分野中世フランスが舞台であるためか、生き生きとしてリアルで人物も素敵。ただし全体に絵巻物っぽく、下巻は驚愕のジェットコースターである。ストーリーって…何?


これだけ言っておきながらなぜまだ読もうとするかというと、筆者の気迫に珠玉の価値を見出しているからである。実際に会うと静かな人らしいが、昨今珍しい情熱の作家ではないかと思う。
ただ、もう佐藤賢ーの書く女には飽きた。若くて馬鹿でかわいいのも、若くて賢くてかわいいのも、年増で巨乳の淫乱も飽きた。もうちょっとどうにかならんかあの女だけは。


拍手ありがとうございます
以下お返事です。

最近ずっと の方
・こんなに日記を褒めていただける日が来るとは思っておりませんでした…。自分は読み返すのが辛く、最近は「脊髄反射」=ツイッター、「連絡、お返事、語り」=日記に分けてブログ環境正常化を図っております。でも嬉しいです、ありがとうございました。
『神曲』ですが、まだチャレンジしておりませんので、今度おすすめの訳本を探してみようと思います。時代は違えど古代ローマ萌え仲間!の精神で挑みます(不敬)。ダンテの時代の常識で書かれてるので、知らない人や出来事がバンバン出てくるんですよね…絶対意味不明。



スペインに対する の方
・ありがとうございます。いやあれは、酔っぱらいながら「お前こうなんだろ?愛してる!」と垂れ流して…。読んで下さってありがとうございます。おっしゃるとおり、あの国は洗練された文化の裏側に、野生、原始、暴力を想起させる、何かよく分からん衝動をはらんでる気がします。死が国民的な見世物になる唯一の国とか言ってしまうお前の そ こ が い い 。そこが素晴らしい。愛してる(こればっかり)
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