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ス・キ・ピ・オが好きだ。(大のほう)
「カルタゴ人は、とりわけあなたは、平和の中で生きることが何よりも不得手なようだから」(to ハン・ニ・バル)
・・は、個人的羅馬人名台詞ナンバー1。
ある意味、「来た、見た、勝った」よりもかっこいい。たぶん相手があのハン・ニ・バ・ルというのが効いている。言った本人が10歳年下というのもものすごく効いている。今から上がっていく人と、これから下がっていく人が、今この瞬間の力は拮抗しつつ、運命の追い風は上がっていく人に向かって・・・みたいな緊張感。おおおおお、下がっていくハ・ンニ・バルかっけえ(どっちだ)。
そんでもって、この「カルタゴ人~」の台詞には、若い敵将からハン・ニ・バルへの敬意が滲んでるような気がするんですが、自分が腐ってるだけですか。ス・キピオの口調はすごく静かだったと思うんですが、目開けたまま夢見てますか。たぶん爺ちゃん近くにいたんだろうなあ。おおおお、国&人何話したんだよ萌えすぎるわあああ!
あと、政敵カ・トー(大)は、ス・キ・ピ・オのことを、実はものすごく好きだったんじゃないかと妄想して数年。さわやかで名門出身で友達が多くて笑顔がきらーん☆な 2 歳 年 上 の (<重要)名将へ、地方出身平民出世頭が抱く反感。生涯かけて追い落とすほどの反感。政治についての考え方の違い以上に、ねじくれた愛にしか見えません。
以下、自分だけが楽しいスキカト(若い頃)妄想。
羅馬人のみなので退避推奨。
元老院で草稿チェックしてるカ・トー。登院してきたス・キ・ピ・オが気づき、「今日はカ・トーの隣に座るから!」と取り巻きに言ってほんとに隣に着席。ぎょっとするカ・トーに、「いい天気だね。いつも早いよね。今日の話は何だっけ。収支報告だったかな。うちの軍はどんぶり勘定なだけで、使い道はクリアなんだからあんまりいじめないでくれよ」と、のほほーんとジャブ。
無視すりゃいいのにカ・トーはついつい「つっこまれるようなことをしているから悪いんだ」とか「これが仕事だ」とか何とか言うんですね(真面目だから・・・)。うっかり会話成立。そしたらス・キ・ピ・オは訊くといいですね。
「私のこと嫌いだよね。なんでだろう」
カ・トーさんは言うといいですね。
「自分が特別だと思っているから」
AKYは言いますね。
「特別だからね」
カ・トーさんは、こいついつか絶対泣かすと思いながら、修正に戻るといいですね。逃げたら負けな気がするから席は変えないんですね。ス・キ・ピ・オは横から覗き込んでそこは違うのここはこうしろの、勝手なことを抜かしてくれるといいですね。それで、議会が終わったらうちにおいでよ、夕飯に招待するからとか誘うのを、カ・トーさんきっぱり「いかねえ」って返事するといいですね。
「田舎ものなんで、ノリについていけない」
きっぱりとね。もうそれこそ、お前の思い通りにならない人間だってこの世に存在するんだぞ的な意固地さで。それ見てス・キ・ピ・オは、感じ悪いけどこういうタイプ好きだなあとか思うといいですね(逆効果)。おだてたり、ごますったりしないからね。これが後に、失脚する側させる側になるんですね。
若い頃のス・キ・ピ・オはハン・ニ・バ・ルくらいしか、自分と対等以上と思って相手しないと思うんです。後年、弾劾裁判を起こされたりしてはじめて、カ・トーを真面目に見たんじゃなかろうか。なんて傲慢。悪気はないけど、ないだけにこんなやつに惚れたら大変だ。
ここまで書いて思ったけど、私の脳みそかわいそう。