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鼻痛え。
おとといの日記を他人の目で読み返して 「あかん、こいつほんまもんのアホや」 と思いました。追記の前までは冷静だった形跡があるのが切ないですな。昔、友人に日記を読まれ、「お前自身がコンテンツ (ギャグ短文) じゃの」 と言われた辛い記憶が蘇ります。え?もちろん絶交しましたよ先週昆布送った気がしますが。
本人も知らんかったのだが、拙宅はどうやら西ファンが集う英i仏i英サイトだったらしいです。追記に対する 「やっちまいな」 コメントが (拙宅にしては) えらいことに。お前ら・・・やはりルイはフレンドをコールだな。英i仏好き?仏i英好き?だよなあ!英i西は?・・・だと思ったぜ兄弟!よし、この際、ここをご覧になっている隠れ英i西者はことごとくサイトを立ち上げ、すでにお持ちなら怒涛のごとく英i西の更新をお願いいたします。一粒の麦は草に過ぎませんが、一握りの麦は畑になるのですアミーゴ。
私の西のイメージは、古代に属する男です。おおらかで明るくて血なまぐさくて、根底のところで運命論者みたいな感じ。強ければ勝って弱ければ負けるの。そんで死ぬときは死ぬよね、みたいな飄々とした感じ。
特に16世紀 (アルマダ海戦のあたり)、仏や英にはもう近代の芽が顔を出してるのに、西はルネサンスとか中世とか、へたすると古代の尻尾を引きずってて、そのくせ前述の二国・・・特に英とは比べ物にならん欧州最強国家だという、そういうところが凄く・・・いい。自分が衰退しつつあることを分かっていても、太陽がのぼって沈むのと同じ原理、という感じで、生き方も考え方も変えずに堂々と滅んでいくイメージ。・・・いい。
ただ困るのは、当時の英i西を書く時、「♪炎に抱かれて燃え落ちる蝶」(・・・)と思われてたのはどう考えても英な点であります。
アルマダ海戦の前に、ザベス女王が行った演説を読んでみたのだが、すげえ悲壮感。
『わが愛する国民よ、私の安全に心を配るものたちは、裏切り (暗殺) に備えて多くの護衛をつけるように進言してきた。だが愛しい諸君に信を置かず生きることは、私の望みに反するものである。”暴君どもは恐れさせておくがよい” 今日まで私は、神のもとその信念に従い、身の安全を臣下の忠義と良き意志に委ねてきた。そし
てそれこそが、今私が諸君と共にいる理由である。遊びや楽しみのためではなく、戦いの中、生きるのも死ぬのも諸君と共にあるため、私はここに来たのである。神に、わが王国に、わが民に、わが名誉に、わが血、たとえ塵芥であっても、私はこの身を捧げるを辞さない。なるほどこの体は女であり弱く儚いが、宿るのは王の心、イングランドの王の心である。わが王国を侵略せんとするパルマとスペインの愚かな侮辱に対し、また、欧州のいかなる諸侯に対しても、私はどんな不名誉も甘受することなく武器を取るつもりである』
・・・ローマの将軍の演説はだいたい、「あいつら大したことねえよ!俺ら強いからどんどんいっちゃおう!」って感じなんですよ。何この悲壮感。
ブログがメンテナンスに入るようなので、拍手お返事は明日にいたします。
ありがとうございました!