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ねこにうすってば!
つられちゃったじゃないか!しかも殆ど歌詞変える必要ねえし。

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イソペラトールでーっす!今日もお仕事お疲れ様ー!
今宵は余の演説を聴いて、もっともっと洗脳されちゃってくださーい!
それじゃ行くよ~!『洗脳・搾取・虎の巻』

ハイッ!(略)

S・P・Q・R・挟み撃ち
歩兵・騎兵に・陣がなめ
ひとつきひととせ ゆらりゆらり(金の葉が舞い落ちる)
行軍進軍 いったりきたり(待ち伏せて攻め落とす)

し し 雌雄を決する 重要な会戦です
愚民・教育・人のため 愚民・教育・明日のため

 みんな~、いくよ~!せーの!

洗脳・搾取・虎の巻 洗脳・搾取・虎の巻
恒久的平和を願えば 道はひとつ
そのままのあなたでいて
なにも知らない無垢な瞳のまま
神(君)に委ねてみてください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのまんまじゃねえか!


いやいかん。こんなことではいかん。違うんだ。
萌える羅共和国史について書いていたんだ。以下つづく。


じゃこたすの語りを勝手に改悪してみたよ!↓

萌える羅共和国史~リキニウス・セクスティウス法成立~

時は紀元前。羅爺がまだ小さかった頃、羅の中の人たちは大変仲が悪うございました。
貴族と平民が二手に分かれて争っていたのですが、平民とはいえ実質的な力は貴族と変わらなかったので、争いはなかなか収まりませんでした。

「平民平民平民!平民は黙って俺らに従ってりゃいいんだよぺんぺん草!」
貴族です。ちょっと前まで周辺部族のはみ出し者でした。元ヤンです。ということで元世界帝国の島国氏をお招きしてみます。
「は?何言っちゃってんの貴族。俺らいなかったらお前ら何ができんの?立場分かってんの?脳が傷んでんの?」
元ヤンの喧嘩相手といえばこの人しかいねえなモナムール。
まだまだ小さい羅内で延々喧嘩し続けたある日、ついに平民が切れました。
「もう我慢できねえ!お前には心からうんざりだ!出て行く!」
「勝手にしやがれ!ていうかさっさと出てけこの髭!」
「髭関係ねえだろこのハゲ!」
「誰がハゲだこのカビ!」
心温まる応酬の後、平民たちは少し離れた場所に引っ越していきました。ただひとつ後ろ髪を引かれたのは、まだ小さい国のことでした。

さて国です。5歳くらいです。まわりの国といったら希(母)くらいだし、喧嘩売ってくる周辺部族は、ちょっとしばいたら泣いて謝るし、どうも自我が肥大気味です。国民がまた溺愛して甘やかすので誤った全能感に拍車がかかってます。
「俺って強くね?かっこよくね?ていうか世界一なんじゃね?」
貴族も平民も、国に大喧嘩の場面なんか見せませんでしたので(仮に見たとしても気にしなかったと思いますが)、彼はその日も元気に蟻の行列を追いかけていました。
ちょっと集落から離れたところに来た時、羅は知らない子を見つけました。
「誰だお前」
「お前こそ誰だ」
「羅馬共和国さまさまだ!」
「そうか、俺はゲル満だ」
「そうか、ゲル満、俺の子分になれ!」
「いきなりか!」
知らない子は、お前頭大丈夫か、と訊ねてきました。無理もありません。羅はむかついてしまいました。何こいつ俺の言うこと聞きやがらねえ。言って聞かないなら殴って聞かせるべきです。羅は言いました。
「勝負だ!」
「なんでだ!」
どりゃーと突っ込んでいった彼は、足元が昨日の雨でぬかるんでいることに気づきませんでした。その先にでかい石があったことは単なる不運です。
ずべ。ごち。
ずるる、と立ち上がった羅ちゃんはなんとか涙をこらえました。こいつなかなかやるじゃねえか。しかしこれしきのダメージで俺は倒せん!きらん、と振り向くと、ゲル満が恐る恐る声をかけてきました。
「おい・・・」
「なんだ!」
「・・・流血すさまじいが」
石にぶつけた頭がぱっくり割れて、すごい勢いで血が流れていました。世に言う ケ ル ト ・ シ ョ ッ ク で す (嘘)。お国の一大事。

その瞬間、集落の方で土煙があがりました。
「羅どうしたああああああ!!」
「羅無事かああああああ!!」
貴族はもちろん、引っ越していった平民までうっかり駆けつけています。
「羅、ああこんな大怪我を!誰にやられた!言え俺が殺す!大○帝国の威信にかけて、火かけて土ならして塩まいてやるわーー!」
「時代違えよ!ああでも羅!しっかりしろ!かわいそうに俺が代わってやりたい!」
安心した羅は、ぴーっと泣いてしまいました。
平民がゆらりと立ち上がります。本気で切れています。貴族も指をばきばき鳴らしています。昔の何かが降臨中です。
「君・・・どこの子かな・・・」
「ゲル満民族だが」
「そうか・・・大変申し訳ないんだが、う ち の 国 と 遊 ば な い で く れ る か ?」
「もちろんだ」
こいつら変・・・、と思ったゲル満は素直に頷きました。帰って熊でも丸焼きにしようと踵を返した時、平民のトーガにしがみついた羅と目が合いました(涙目)。

羅:「野蛮!頭悪い!」(心の声)
ゲ:「泣き虫。甘ったれ」(同上)

ピシ・・・と空気にヒビが入る音が聞こえました。この瞬間、彼らの1000年になんなんとするライバル関係が成立したのです。歴史が動いた的なあれです。

その後、奴をボコると誓った羅は、ひたすら鍛錬に身を入れました。
貴族と平民は仲直りすることにしました。改正した法律で同等の権利が認められ、平民は羅に戻ってきました。
「勘違いすんなよ!お前のためじゃないからな!国家防衛のためなんだからな!」
「当たり前だ!羅のためじゃなかったら誰が帰るかこんなとこ!」
こうして100年に及んだ階級闘争は一応の終結を見たのです。


それにしても初期羅馬人は国を愛し過ぎている。
紀元前5世紀に、国を守るために幼い跡継ぎを残して一族全員戦死したところがある。ファビウス一門だけどな・・・(<後々まですげえ尊敬された。・・・そりゃな)

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