もしもここがマドリッドだったなら

この暑さにだってマスカット☆スマイルで耐えられるのに。
目覚めた瞬間、すでに疲弊している。どういうことなの。この夏こそ駄目かもしれないと
毎年思うのもそろそろ疲れたんだが。ていうかもしや夏ばて。・・・くそ・・・orz


そういうわけでちょっと涼しくなる話題。・・・怪談。
＜苦手な方はここで逃げろ！＞

お察しの通り私はまったくの零感、生まれてこの方、異界の気配すら感じたことのない人間
なのですが、周囲に見える人間はぽつぽついたりします。今回は勤務先でした。
しかし、さすがに今回だけは私でも分かった。いや、変なものが見えたとか、音を聞いたとか
じゃないんですが、昔から不思議に思ってたんですよ。

このフロアはなんで電気つけても暗いのかと。

窓を開けてもエアコンつけてもずっしり重い空気。
原因不明の頭痛で倒れる人々。
朝っぱらから壁に頭をつけて泣き始める男性社員。
きっとエアコンの中に悪いカビでも生えたんだわ、掃除はどこに依頼したらいいのかしら、とか
思ってたら、同僚が「幽霊がいるらしい」と。　な　ん　だ　っ　て　？

「バイトの人たちが嫌がってあの部屋に入らないねん。なんか三体くらいおるらしい」
「…くそ狭い一部屋ですが」
「三体です」
「具体的にどのへんに」
「入って右側」

そ　こ　は　私　の　休　憩　場　所　で　す　。　

え。そこでスクワットしたり柔軟したり、絶対腐敗英国紳士を歌ったりしてるんですが。
いたの？いらっしゃったの？お呼びじゃないわよどっから入ってきやがった ！！！！！

「腕つかまれたり、名前呼ばれたりするねんて。言ってきた人、一人じゃないんよ。
困るわあ…」

い　や　あ　私　も　困　り　ま　す　。

見知らぬその人たち（三人）は私が小話のネタ（の台詞）をぶつぶつ呟いたりしてるのも
知ってると。「くっそ、西娶りてえ」とか呟いてるのも知ってると。
しばらくあの部屋いけねえ・・・orz