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その結果(=どん引き)も感受する覚悟があるんだぜ。
初めて知ってから10年近く悩んできた問題の答えが、ついに出たのかもしれないぜ(風呂入ってたら)
まさにユリイカ!てなもんで、こんなに脳天に電気ショックが走ったのは久しぶりだぜ。
アウグストゥスとマエケナスと彼の妻テレンティアの三角関係について
そんなもんに10年も悩んできたのかとか言わないで欲しいんだぜー!
アウグストゥスファンにとって、いくら血の色緑だからだといって、長年の親友の愛妻(<ポイント)に手を出して平気な人間だとはあんまり思いたくなかったんだぜ。それ以外にどんな解釈があるのか悩み続け、ついに一つの仮説にたどり着いたんだぜ。さすが腐女子、さすがは七生の薫陶を受けた女と自分で自分を誉めてやりたいぜ。脳は100%まッピンクだぜ。以下の腐仮説を、より理解していただくには、イヴ・K・セジウィックの『男同士の絆』を読んでいただけたらと思うんだぜ。ジュンク堂とか学校の図書館にあると思うぜ。
結論から言うと、アウグストゥスの欲しかったのはマエケナスだ(どーん)。
待て、最後まで聞いてくれ!
七生の本やら、青柳さんの本やらを読むうち、自分の中でアウに関してあるイメージが形作られてきた。彼は、親しい人間に対して非常に貪欲なところがある。例えば、奥さんのリヴィア。彼女とは不倫の末の略奪婚だが、そこまでして結婚する必要があったのか。当時のローマ上流階級で、不倫は特に珍しいものではなかった。おそらく本気の恋もあれば、うっかり妊娠もあっただろう。しかし大抵の人間は離婚なんぞせずに穏やかに危機をやり過ごした。アウはそうしなかった。なぜか。多分、リヴィアを自分のものにしたかったんだろう。
この、「自分のもの」という感覚は、周囲の人間に対する彼の態度を説明するのに、重要なキーワードのように思える。妻は自分のものである。娘も自分のものである。姉も姪も甥も自分のものである。彼らは家族であるから、意思も運命もまるごと彼の思うままになる。彼は大事な「もの」たちで周囲を固め、そうするととても幸せな気分になる。アラ・パチスの皇帝一族の浮き彫りは、アウの夢の結晶に違いない。そこに加えられている親友アグリッパも、やはり彼のものであり、友人として、右腕として、娘婿として、おそらくは義父カエサルへの崇敬を共有する者として、四重の絆で繋ぎとめている実感があっただろう。
しかしマエケナスは違う。彼もまた友人で右腕だが、アグリッパのように公的な立場を持たない。持ちたいという希望も無い。だからアウの親戚と結婚して家族の一員になる必要もないし、金は元から持ってるからその方面での援助も必要ない。彼がアウに尽くすのは、単なる好意と自分の能力を活かす喜びからで、その気になったらすぐにでも「もうやめた」と言って離れていくことが出来る。アウの無意識下で、そういう関係はちょっと落ち着かなかったのではないか。テレンティアと不倫関係を結んだのも、彼女がマエケナスの非常に愛した妻だからで、アウが気にしていたのは徹頭徹尾、夫のマエケナスのほうだったのではないか。テレンティアと一つベッドにいても、話すことはマエケナスがどうした、マエケナスがああした、そんなことばっかりだったのではないか。
それだったら理解できる。
マエケナスが遺産を全部アウに残した理由も納得できる。
・・・知ってたけど。知ってたけど、私の脳みそすげえ可哀相・・・・orz
初めて知ってから10年近く悩んできた問題の答えが、ついに出たのかもしれないぜ(風呂入ってたら)
まさにユリイカ!てなもんで、こんなに脳天に電気ショックが走ったのは久しぶりだぜ。
アウグストゥスとマエケナスと彼の妻テレンティアの三角関係について
そんなもんに10年も悩んできたのかとか言わないで欲しいんだぜー!
アウグストゥスファンにとって、いくら血の色緑だからだといって、長年の親友の愛妻(<ポイント)に手を出して平気な人間だとはあんまり思いたくなかったんだぜ。それ以外にどんな解釈があるのか悩み続け、ついに一つの仮説にたどり着いたんだぜ。さすが腐女子、さすがは七生の薫陶を受けた女と自分で自分を誉めてやりたいぜ。脳は100%まッピンクだぜ。以下の腐仮説を、より理解していただくには、イヴ・K・セジウィックの『男同士の絆』を読んでいただけたらと思うんだぜ。ジュンク堂とか学校の図書館にあると思うぜ。
結論から言うと、アウグストゥスの欲しかったのはマエケナスだ(どーん)。
待て、最後まで聞いてくれ!
七生の本やら、青柳さんの本やらを読むうち、自分の中でアウに関してあるイメージが形作られてきた。彼は、親しい人間に対して非常に貪欲なところがある。例えば、奥さんのリヴィア。彼女とは不倫の末の略奪婚だが、そこまでして結婚する必要があったのか。当時のローマ上流階級で、不倫は特に珍しいものではなかった。おそらく本気の恋もあれば、うっかり妊娠もあっただろう。しかし大抵の人間は離婚なんぞせずに穏やかに危機をやり過ごした。アウはそうしなかった。なぜか。多分、リヴィアを自分のものにしたかったんだろう。
この、「自分のもの」という感覚は、周囲の人間に対する彼の態度を説明するのに、重要なキーワードのように思える。妻は自分のものである。娘も自分のものである。姉も姪も甥も自分のものである。彼らは家族であるから、意思も運命もまるごと彼の思うままになる。彼は大事な「もの」たちで周囲を固め、そうするととても幸せな気分になる。アラ・パチスの皇帝一族の浮き彫りは、アウの夢の結晶に違いない。そこに加えられている親友アグリッパも、やはり彼のものであり、友人として、右腕として、娘婿として、おそらくは義父カエサルへの崇敬を共有する者として、四重の絆で繋ぎとめている実感があっただろう。
しかしマエケナスは違う。彼もまた友人で右腕だが、アグリッパのように公的な立場を持たない。持ちたいという希望も無い。だからアウの親戚と結婚して家族の一員になる必要もないし、金は元から持ってるからその方面での援助も必要ない。彼がアウに尽くすのは、単なる好意と自分の能力を活かす喜びからで、その気になったらすぐにでも「もうやめた」と言って離れていくことが出来る。アウの無意識下で、そういう関係はちょっと落ち着かなかったのではないか。テレンティアと不倫関係を結んだのも、彼女がマエケナスの非常に愛した妻だからで、アウが気にしていたのは徹頭徹尾、夫のマエケナスのほうだったのではないか。テレンティアと一つベッドにいても、話すことはマエケナスがどうした、マエケナスがああした、そんなことばっかりだったのではないか。
それだったら理解できる。
マエケナスが遺産を全部アウに残した理由も納得できる。
・・・知ってたけど。知ってたけど、私の脳みそすげえ可哀相・・・・orz
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